果物箱のデザイン・サイズをオリジナルに！箱の中芯とフルートについて包装資材はピースボックスへ

果物は非常にデリケートな食べ物で、少し衝撃が加わっただけでも形が崩れたり、傷みやすくなったりします。せっかく贈答用に高級果物を用意しても、包装用の箱のサイズやデザインが合っていないと、見栄えがよくありません。

特に箱の中芯やフルートは、果物を安全かつきれいに包装するのに欠かせない要素です。果物を入れるオリジナルの箱を選ぶ際は、おしゃれなデザインと併せて機能面にも注意を払いましょう。

今回は、果物を入れる段ボール箱の中芯とフルートの基礎知識をわかりやすくまとめました。おしゃれな果物箱・包装資材のオリジナル制作をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

箱のデザインはサイズだけじゃない！段ボール箱の中芯に関する基礎知識

果物などを入れる段ボール箱の多くは、波形をした紙をライナーと呼ばれる平らな2枚の紙で挟んだ三層構造になっています。

間に挟む波形の紙を「中芯」といい、段ボールの強度を高める役割を担っています。

中芯の種類は重量によって区分されており、通常は120ｇのものを使用しますが、より箱のコシを強くしたい場合は、160ｇや180ｇなど、重量のある中芯が用いられます。

また、薬剤を塗布して硬化させた「強化芯」も中芯の一つです。

例えば、180ｇの強化芯の場合、通常の180ｇの中芯よりもさらに強度が高く、箱にしっかりとしたコシを与えることができます。

一箱にたくさんの量を入れるみかんや一つでも重量のあるメロンなどは、果物をしっかり支えられるよう、強度の高い中芯または強化芯を使用するのが一般的です。

ただ、中芯を挟むライナーのランクが低いと、折り曲げたときに中芯の強さに負けてライナーが破れてしまうことがあります。

特に贈答用として果物を贈る場合、開閉部分（フラップ）を折って包装することが多いので、オリジナルパッケージを制作する際はライナーと中芯のバランスを考える必要があります。

食品用をはじめとした様々な包装資材を扱うピースボックスでは、既製品のほか、箱のサイズやデザインを設計するオリジナルパッケージの制作も承っております。ご自身で箱のサイズや形状をデザインすれば、他社商品との差別化を図れます。既製品の型を活用した、セミオーダーでのカスタマイズも可能です。

オリジナリティの高い果物箱をご希望の方は、お気軽にピースボックスまでお問い合わせください。

フルートとは、2枚のライナーと中芯で構成された段ボールの厚みのことです。

フルートは、30cmにつき中芯の波がいくつあるか（段山数）、波の高さはどれくらいか（段高）、ライナーの長さに対して中芯の長さは何倍か（段繰率）などによって、複数の種類に区分されます。

以下に、主なフルートとそれぞれの特徴をまとめました。

上記のほか、AフルートとBフルートを貼り合わせて、厚さを約8mmにしたWフルートと呼ばれるものもあります。果物のギフト箱はEフルートが多いですが、デザインによってはBやCフルートが用いられることもあります。

どのフルートを選ぶかによって、価格や納期が異なります。オリジナルの箱をデザインするときは、予算やニーズに合わせて最適なフルートを選びましょう。

ピースボックスなら、箱や包装のサイズ、デザインを一から設計できるフルオーダーのオリジナルパッケージをお作りいただけます。既製品をベースにしたセミオーダーも承っております。おしゃれで個性的なグルメギフト用の箱をオリジナルで制作したい方は、ぜひピースボックスへご依頼ください。

果物を入れる段ボール箱・包装資材を選ぶときは、サイズや見た目だけでなく、中芯の強度やフルートの種類も見極める必要があります。包装するものに合わせて選ばないと、箱が歪んだり、果物が傷ついたりするおそれがありますので、箱選びは慎重に行いましょう。

ピースボックスでは、オリジナルデザインのパッケージ制作を承っております。世界に一つだけのおしゃれな果物箱・包装資材を作りませんか？オリジナルパッケージ制作の依頼や既製パッケージのお買い求めは、ぜひピースボックスをご利用ください。